さまざまな大学が夏休みの期間中、科学教室や工作教室やさまざまなイベント・講座を開催しています。対象となるのは一般の小学生や中学生が中心です。東京大学の工学部や早稲田大学や明治大学といった有名大学も開催しています。工学院大学のように大規模に行い、小中学生の親子から大変好評なものもあります。
これらのイベントは小学生・中学生の自由研究や工作の助けになるほか、子どもたちの知的好奇心を刺激してもくれます。また、イベントを主催する大学そのものへの興味が高まり、「自分も将来その大学に進学して勉強してみたい」という思いが生じたりもします。
早稲田大学の科学教室には事前申し込みが必要ですぐに締切になり、その上抽選の倍率が高いテーマ・講座があったりしますが、事前申し込みがいらない当日参加okのテーマもあります。そちらのほうに参加してみるのもいいでしょう。「早稲田大学ユニラブ」で検索すれば、案内の掲載されたwebサイトが見つかります。工学院大の八王子キャンパスで行う科学教室のイベントは、規模がとても大きく、テーマも多彩ですので、こちらも自由研究のかなりの助けになります。わが子に理科への興味を持ってもらいたい場合、特におすすめです。
慶應義塾大学理工学部でも山中研究室が電子情報通信学会 東京支部と協力して、神奈川県川崎市の「かわさきサイエンスパーク」で実験と工作教室を開きます。「第11回かわさきサイエンスチャレンジ」というキーワードで検索すると詳しい情報が載ったwebサイトが見つかります。