数学が苦手な中学3年生が夏休みにやるべきことは
計算問題と1行問題を解くことです。
公立高校の入試問題は、どの県も問題構成が似ていて、
大問1が計算問題、大問2と大問3が1行問題となっています。
平均点が50点から55点ぐらいですが、この点数は大問1~大問3を全問正解すればとれます。
つまり応用問題は一切捨てて、計算問題と基本問題だけに特化しても平均点は超えるのです。
数学の苦手な人は計算問題と基本問題の練習を徹底的に行い、平均点を確保して、
他の教科でさらなる点数を稼ぐやり方がいいでしょう。
計算問題は、
1年生の正の数と負の数・文字式・一次方程式、
2年生の文字式・連立方程式、
3年生の式の展開・因数分解・平方根・二次方程式
以上です。
そして1行問題で比例と反比例・一次関数・二次関数・平面図形・空間図形・確率・統計・数の問題・文章題が加わります。
これらを中学3年生の夏休みに、学習計画を立ててしっかり行ってください。難しい応用問題を時間をかけて解くより
これらの基本問題を繰り返し解いたほうが良い点数がとれます。1行問題を征服して、意欲があるようだったら応用問題にチャレンジします。
1行問題に時間がかかるようだったら応用問題は無理にやる必要はありません。
高校入試は5教科の総合得点を競うものなので、数学ばかりやるのではなく、他の教科にも挑みましょう。
計算問題のやり方ですが、速さと正確さを意識してください。計算問題の、途中の計算で暗算できるところは暗算をし、時間の短縮を狙います。
小数や分数の計算が苦手な人が多いので、小数や分数の計算問題を中心に練習するといいです。小数や分数の計算のやり方があいまいな人は、恥ずかしがらずに、小学生の算数の本を本屋さんやアマゾンで購入してやり方を身につけましょう。