古典は諳記+読解力
国語の読解力もあり、記述問題も苦にしない人にとっても、難関なのが古典文でしょう。中学で習う古典は、古文・漢文・和歌・江戸時代の俳句があります。
どれが出題されても厳しいものばかりです。古語の意味を問う問題。内容を把握しているかどうかの問題、主語は誰かを問う問題。いろいろありますね。
古典は、さまざまな文章を丁寧に読み、慣れるしかありません。
そして、どうすれば最短で慣れるのかというと、古文の特性を知ることで早く慣れることができます。
古文は省略の文学と呼ばれるように、主語や修飾関係を示す助詞や、語句そのものがあちこちで省略されています。それらを補いながら読み、文章の大意が理解できるかどうか。
古文では書かれていることがらの内容がわかれば、読解系の問題は易しいものばかりなので得点が見込めます。
自分の県の入試に出題された古典の過去問だけでなく、他の都道府県の古典の過去問もどんどん取り組んで多くの文章を読んでみてください。