妖怪ウォッチが大変な人気ですが、この妖怪ウォッチを自由研究の題材にするのも面白いと思います。妖怪ウォッチに出てくる妖怪を絵や写真にすると著作権が問題になりますので、妖怪ウォッチそのものを自由研究にするのではなく、あくまでも題材にするというやり方です。
妖怪ウォッチに出てくる妖怪と、昔から日本で言い伝えられてきた妖怪や、世界のあちこちで語られてきたモンスターなどを比較して説明します。
たとえば、以下のような説明です。
妖怪ウォッチのメラメラライオン・・・・・・炎に燃えるたてがみを持つライオンの妖怪。この妖怪に取り憑かれると、心がメラメラと熱く燃えるようになり、元気いっぱいな情熱家になる。
シーサー・・・・・・・沖縄では、家の屋根や玄関に獅子の置物を飾っている。獅子は悪を砕く正義感に満ちた動物とされてきた。そのため沖縄の人たちは魔除けとして飾ってきた。ゲゲゲの鬼太郎ではこの魔除けの置物を妖怪シーサーとして描いた。
妖怪ウォッチのムリカベ・・・・・・壁の妖怪。武家屋敷の塀のような形をしている。何をお願いしても「むーりー」と言って断ってくる。けれども、やってほしいことの逆を言うと、何でもやってくれる
塗壁(ぬりかべ)・・・・・・福岡県に伝わる大きな壁の妖怪。夜道を歩いているとき、突然現れる。けれども人の目には見えないので、前に進めなくなって初めて塗壁が現れたと知るようになる。道をわきにそれて、横から回り込んで進もうとしても道の両脇にも壁があるので、それも不可能。何をしても倒れない。だが、塗壁の下の方を棒で左右に払うと塗壁は消えてくれる。ゲゲゲの鬼太郎にも登場。
こんな風に5つほど比較すればよいでしょう。妖怪ウォッチの妖怪には似た妖怪がいない場合もあります。好きな妖怪を取り上げると似た妖怪が見つからなくて息詰まることもあるので、好きな妖怪より似た妖怪がいるものをとりあげましょう。また、外見が似ているほかに、性格が似ているとか、同じおばあさんの妖怪だとか、おじいさんの妖怪だとか、そういうのでもいいです。ひも爺はおじいさんの妖怪でこなき爺がいますし、バクロ婆には砂かけお婆がいますね。
妖怪といえばゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげるさんが有名ですが、そのゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪をピックアップした妖怪リストがあります。以下のwebサイトがそうです。
http://www.top-page.jp/site/page/mizuki/complete_works/list/
こちらを参考にすると上手に比較ができるでしょう。