勉強法

誰かになりきって勉強するとやる気が高まる

小さい子供はよく、ごっこ遊びをします。お父さんやお母さんになってみたり、歯医者さんやパン屋さんにななってみたり、実にいろいろな人になりきって、そのキャラクターを演じます。時には、テレビのヒーローになったりもします。自分以外の誰かや何かになりきることで、今まで気づかなかったことに気づき、そのキャラクターの特徴が把握できるようになります。
また、何かになりきることは、脳に知的刺激を与え、思考が生き生きとしてきます。
このごっこ遊びや「なりきり」を勉強に生かすと、勉強への意欲が高まります。
理科の勉強ならば、アインシュタインになりきり、自分はアインシュタインのように天才なんおだと自己暗示をかけて勉強すれば、アインシュタインのように粘り強く考えることが嫌でなくなります。数学ならばニュートンやガウスがいます。ニュートンがどんな人物だったか、なかなか人物像が描けないでしょうが、天才数学者ならこんなものだろうという感覚で構いません。あるいは、ニュートンについて詳しく調べつつ数学の勉強をするとyぽいかもしれません。今まで無味乾燥で数字と記号の羅列に過ぎなかったことがらが、血肉の通ったものに思えてくるでしょう。
社会ならば歴史上の人物になるか、あるいは歴史書を編纂した司馬懿などになってみるのもいいでしょう。歴史作家になったつもりで勉強しても面白いです。地理ならマルコポーロですね。東方見聞録を書くつもりで地理の本をすみずみまで眺めると興味がわきます。国語なら、文豪の夏目漱石。彼は小説だけでなく、俳句や漢詩も作りましたし、古典もすらすらと読めるほどの教養がありました。
こうして誰かになりきり、自分はその人物の能力と情熱を持ち合わせた人物なのだと自己暗示をかけて勉強をすれば、どの教科の成績も上がります。