現在、公立小学校では、小学5年生と6年生の2学年が、週に1回だけ英語学習を行っています。
学習の内容はさまざまですが、私が生徒から聞いたところでは、外国人の先生が簡単な単語や発音の仕方、ちょっとした日常会話を教えていたそうです。
発音といってもフォニックスにこだわるとかではなく、外国人の先生の思い付きでやっているような感じで、生徒いわく「RとLの発音の違いを一か月ぐらいずっとやっていて面白くなかった」そうです。
RとLの発音はかなり難しいのだから、フォニックスの簡単なところや、連結音、消える音、変化する音をやればいいのだろうけど、正式教科ではないから、行き当たりばったりなんでしょうね。
こうした状況を鑑みたのかどうかはわかりませんが、政府の教育再生実行会議が、小学校での英語の授業を正式教科とし、授業時間も増やすことを5月22日に阿部首相に提言することを決めたそうです。
また、英語教育を実施する学年も早めることも検討しているのだとか。
私立中学入試は算国の2科か算国理社の4科で行っているのだけど、将来は中学入試科目に英語も入るのかな?入らないような気がしますが、その時にならないとわからないですね。