日曜日や休日の受験勉強は、時間を上手に使うことに意識を傾けましょう。
人間は、締切間近とか時間が足りないといった時の方が、勉強でも仕事でも集中して多くのことができるものです。時間がたっぷりあるときは、だらだらとして集中力もなく、たいして捗らなかったりします。
どのようにすれば、たっぷりある時間を有効に使えるのか。それは、勉強を開始する前に計画を立てることです。その日やるべき学習内容をメモに書きだしてから勉強を始めます。
そして、やるべき事をただ書き出すだけではだめです。必ず締め切りの時間を書きます。正午までに数学の問題集を5ページ、午後1時から2時までに英語長文を4ページ、午後2時から3時まで理科の電気の単元を6ページという具合にです。そして、調整の時間も1時間ほど設けます。計画通り進まずやり直したことがあったら、その調整時間に行います。たとえば正午までにやろうと思った数学が1ページ終わらなかくても、一旦数学は打ち切って計画通りに次の教科に移ります。そのやり残した1ページは後の調整時間に行います。やり残したことがなく、調整時間が余ってしまったら気分転換に遊んだり、好きな教科や気になる強化をやったり、自由に使います。
このように、勉強時間にメリハリをつけ、必ず細かく締切時間を設定して勉強することが、日曜や休日の、時間を効果的に使った上手な勉強の仕方です。