夏休みの自由研究

1日でできる理科の自由研究のネタ

1日でできる簡単な自由研究のネタ

夏休みの理科の自由研究のネタや例を紹介します。小学生低学年・小学生中学年・小学生高学年・中学生と分類しています。これらのネタの中から自分がやりやすいと思うネタを選び、挑戦してください。

自由研究のネタ―小学生低学年~中学年

お母さんやお父さん、家族の方と一緒に挑戦してみましょう。

自由研究のネタ・その1~「10円玉をきれいにする実験」

身の回りにある液体、台所の調味料を使って10円玉の汚れを落とす実験をします。このネタは、とても人気があります。実験は簡単なだけでなく、いろいろな種類の実験も行えるので、ボリュームのある見栄えのよい自由研究作品になります。

自由研究のネタ・その2~「バナナの皮の日焼けの実験」

バナナの皮にいろいろな色の透明セロハンを貼ったり、日焼け止めのクリームを塗ったり、サンオイルを塗ったり、果汁を塗ったりして、バナナの皮の色の変化を調べます。このネタも10円玉をきれいにする自由研究のネタについで人気があります。10円玉をきれいにする実験よりは手間がかかる分だけ、ネタとしての人気が下がるのでしょう。

自由研究のネタ・その3~「割れないシャボン玉を作る実験」

割れないシャボン玉を作る実験です。はちみつ・砂糖・卵の白身・納豆のねばねば・すりおろした山芋など、ねばねばした物質をシャボン液に混ぜ合わせて粘り気のあるシャボン液を作ります。ねばねばした物質はどれも20gぐらいずつです。この自由研究のネタもかなり人気があります。実験は簡単で、さまざまな種類があり、見栄えのする自由研究の作品になるからです。

自由研究のネタ・その4~「水中シャボン玉を作る実験」

シャボン玉は普通、空中をシャボン玉が漂いますが、水中シャボン玉の実験では、コップに満たした水の中をシャボン玉が泳ぐように漂います。これを自由研究で行う実験です。材料は台所用の洗剤、ストロー(太めのものが良い)、普通の水、コップでできるので簡単です。手順は以下の通りです。
1.透明なガラスやプラスチックのコップに水を8割ほど注ぎ入れます。
2.食器などを洗う台所用の洗剤液を10滴ほど、1のコップにたらし、静かにかき混ぜます。このとき、泡をたてないようにゆっくりかき混ぜるのがコツです。濃縮洗剤の場合は3滴ほどたらします。
3.ストローを5㎝の長さほど、2のコップの薄い洗剤液に入れ、ストローの中に洗剤液を入れます。そして、ストローの先端の穴指でふさぎ、ストローの中に水が入ったまま、コップからストローを持ち上げて、取り出します。
4.ストローの穴をふさいでいた指を離し、液をコップの中にたらすと、コップの中に水中シャボン玉ができます。
うまくいかないときは、洗剤液の濃さを調節したり、ストローを斜めに切って切り口の面積を広くし、たらす液体の量を増やすなどしてやってみましょう。
コップの水を赤色、たらす液を青色というように、いろいろな色で実験をしてみたり、粘り気のある液で作ってみたりしてみると、面白い自由研究になりそうです。この自由研究のネタは説明をみるとやっかいそうですが、実験の内容はとても簡単なので、小学1年生や小学2年生にお勧めです。

自由研究のネタ・その5~「カビの生え方」

パンなどの食べ物に生えるカビの生え方をネタとした自由研究です。パンをいろいろな状態にし、いろいろな場所に置いて、パンにカビが生える様子を観察します。
パンをいろいろな状態にすることについては、フライパンにパンを置いて弱火で熱して、ぱさぱさの乾燥したパンを作ります。他には、水分を多く含ませたパンも作ります。ウーロン茶・オレンジジュース・日本酒・洗剤液を浸したパンも作ります。それらをカビが生えやすい、暖かくて湿り気が多く、直射日光の当たらない部屋に置きます。そしてどんなパンが一番早くカビが多く生えるかの観察をします。
また、パンを日当たりの良い部屋、お風呂、トイレ、押し入れなど、部屋のあちこちに置いて、どれが一番早くたくさんのカビが生えるかも調べます。

自由研究のネタ・その6~「温泉卵を作る実験」

温泉卵が好きな人はたくさんいます。温泉卵というのは、鶏の卵で、卵の黄身の部分が半熟で卵白部分が半分固まった状態に茹でてあるものを言います。夏休みの自由研究でこの温泉卵作りに挑戦するのもいいと思います。卵を60度、70度、80度、90度のお湯に30分ずつつけてみて、卵を割ったとき、どれが一番温泉卵らしいのかを調べると、ユニークな自由研究が出来上がります。