中学生の日々の生活で、部活動はかなりウェイトを占めています。かなりの負担になっている生徒も中にはいるのかなと思います。
私が住んでいる地域の公立中学校は、放課後の通常の部活動以外に朝練もあります。朝練とは学校の一時限目の授業が始まる前、朝の時間に部活動を行うものです。
朝練はだいたい7時20分頃から始業時間まで1時間近くあります。そして放課後は午後3時30分過ぎから午後6時まで2時間30分。これが火曜から金曜までの4日間。土曜と日曜は学校は休になのですが、2日間とも部活があります。
週休2日が学校に導入されたときは、土曜日は地域活動に参加したり家族と過ごすために、部活も禁止と新聞で報道していたのですが、いつから部活奨励日になったのでしょう。
土曜と日曜のどちらかが試合で1日中部活でつぶれるなんてのもあるそうです。その大会の種類もかなり多い。
前は、中間・期末の定期テストの一週間前からは部活動が休みだったのですが、今は部活が休みになるのは3日前からです。水曜日にテストだから日月火の3日が休み。けれども日曜日に試合を組むこともあるようで、そんなときはテスト前の休みは2日間。
大きな大会が近いと、月曜日の休みもなくなり、またテスト前だろうと月曜日に部活を入れるようです。
あとは、地区大会があると、中学1年生の部員が、レギュラーでも補欠メンバーでもないのに、大会の準備のために学校を休んで出かけたり。
部活中心で学校生活が回っているなという気がします。
けれども、そのおかげでイジメ問題はゼロ。素行不良の子もいない。全体行動に徹底して重きを置いているため、子供たちは他人に気遣いのできる子が多い印象です。いい子がほんとに多い。
イジメで誰かが泣くぐらいなら、勉強が犠牲になっても、部活を通じた徳育に力を入れようということなのかな?
今の学校のことは良く分からないから、憶測でしかないですけど。
イジメはよくない、万引きして粋がるような子供も見たくないです。もし部活のおかげで、この2つがないなら、部活に熱中もいいですね。