勉強法

猛暑の夏の勉強法

今年の夏も大変な猛暑です。7月上旬だというのに、西日本では連日、気温が35度近くまであがり、山梨県の甲府市では39.1度まで上昇しました。
受験生にとっては、暑すぎて勉強に集中できないとか、熱帯夜で寝られなくて、昼間も睡眠不足とか、厚さで夏バテだとかもありそうですね。
猛暑の夏、どうやって勉強をするかというと、やはり涼しいところでの勉強が一番でしょう。けれども、夏の図書館は込むので有料の自習室がいいかもしれません。都内や首都圏や大都市圏は有料の自習室もずいぶん増えてきました。月ぎめ(一か月まるまるの契約)で借りられ、1日中使える自習室もあります。価格は2万円台などです。下手な予備校の授業より勉強の成績が上がります。
月ぎめだと、他の人と席取りの争いをしなくていいですし、図書館などでは小声でおしゃべりをする人もいますし、友達が声をかけてきて話し込んでしまうこともありますが、自習室はそういう心配はありません。

あと、夏バテには栄養ドリンクもいいです。タウリン3000㎎とかウコンエキスとかのものがいいですね。ドラッグストアのマツキヨは自社ブランドの栄養ドリンクを販売していて、これが1本78円なのですが、だらっとして体がだるい時飲むと2時間ぐらいで元気になります。ぐっすり寝ても疲れが取れないとき、奥の手として飲むといいです。けれども毎日のように飲むのは、体に良くありません。できるだけしっかりと食べ物で栄養を補給してください。
食べ物はビタミンやミネラル、酵素、そしてタンパク質をたくさんとるのがいいです。糖分や炭水化物もひつようですが、甘いジュースを飲みすぎても、糖分をエネルギーに変えるときビタミンとミネラルが使われすぎて夏バテになります。糖分はご飯やパンでとります。

冷蔵庫の冷凍室にTシャツを入れて凍らせておき、それを着ると一気に涼しくなるので、これもお勧めです。
自習室や図書館の利用が難しく、家で勉強するしかないという人は、昼間は昼寝をするのがいいでしょう。昼間寝て、夜のいくらか涼しい時と朝晩に勉強をやるとはかどります。昼と夜がやや逆転の生活になりますが、暑いのを辛抱するよりはずっといいので、思い切って午後1時から夕方5時や6時までは寝てしまって、夕方起きたらシャワーを浴びてさっぱりし、そこから勉強をスタートというのも良いです。

食べ物で書き忘れましたが、主に植物や果物に含まれる酵素は体をいきいきさせてくれるので、夏は果物、バナナ、トマト(正確には野菜)、キウイ、メロン、ぶどうなどをふんだんに食べましょう。ご飯を食べずに果物ばかり食べて糖分をとるのも、夏バテにはとても有効です。ただし、サプリメントの酵素は効果が実証されていません。酵素というのは、生でないととれないものだし、空気に触れると5時間程度でダメになってしまうので、サプリメントの酵素は意味がないです。